週末15時台になるといつもお金が減る

一口馬主のことと、競馬のこと

今日もグレイウェザーズ

4/8(土)3回 中山 5日目 サラ系3歳 未勝利

1枠2番 グレイウェザーズ 4着。

 

初めての1番人気でしたが、少し残念な結果に。

 

パドックもおとなしく落ち着いた感じでした。

相変わらず顔がいい

 

-6㎏。少し細いかもしれないですが体調が悪いという風には見えませんでした。

全体

レースはちょっと飛び上がるような形での発馬。

ただそれに対するリカバリーは早かったものの、いつも通り中段に。

 

1コーナーに入る手前で少しだけ頭を上げていますが

これもまたすぐに収まっているので問題ではないはず。

前に行きたい気持ちがあるのかどうかはちょっとわからないけど

前目にとりつくというのがどうにも・・・。

 

そして3コーナーから進出するも4コーナーですでに詰まる。

コーナーを抜けたときには先頭2頭はだいぶ前。

直線で1頭は抜いたものの、同じ位置をとっていた1番シグナルファイアーには届かず4着で終了。

前残りの競馬ではあったものの、ベストの競馬をしたとは言えない感じ。

 

終いの脚がものすごく速いということもない、ただし長く使える。

だから早めに抜け出してその脚を活かしたい。

だけど、スタート下手で出足もつかないので前目にいけない。

という馬自身がジレンマを抱えているので、騎手が変わってどうこうなると

思えないけど、やらかしが続いている気もするので・・・。

 

レース後の不満げな様子

体重も減ってしまっているので、いったん放牧して次は新潟か福島でしょうか。

 

 

グレイウェザーズ 未勝利(4戦目)

2回 中山 8日目 サラ系3歳 未勝利

ダート1800m (右) / 天候:晴 / 馬場:不良

 

グレイウェザーズの4戦目。

昨日命を落としてしまったセントマーガレットとは、どうしてか土日に分かれて出走すること2回目。さすがに不幸は続かないとは思うけれど・・・。

 

 

 

今日は予定があったため競馬場には行けなかったものの

・西田調教師の勝ちたいコメントで期待度が高そうなこと

・横山武Jの継続騎乗で前回の届かない状況からの改善

・前回続戦できなかったことから今日が目標レースの仕上げ

とかなり期待ができる状況で、せっかくの口取のチャンスを逃してしまうなあと

いうのが事前の思いでした。

 

パドックの状況はちょっとわからないので割愛、

レースの映像を見た感じは・・・。

 

やっぱりスタート下手。

きょろきょろしてるところでゲート開き、「あれ?」って感じでゲートを出ていく。

そのまま軽く押して、中段にとりつく。

レース中盤は気持ちよさそうに走っており、良い感じ。

3コーナーから加速して、4コーナー抜けたあたりで詰まる。

最後は馬群を割って出てくるものの、2着まで。

 

1着の馬とは後3Fはともに38.0。

直線で詰まらなくても、スタートからの位置取りの差が大きく、

届かなかったのではないかなという気がします。

 

ただ、直線で馬群を割って出てきたことや3着の馬には抜かせなかったあたり

勝負に対する姿勢は良いものがありそうで、成長がみられたのは嬉しいです。

 

体力もあり怪我無く安定して走る優秀な子ではありますが、

ご飯をちゃんと食べてくれないので体重が増えず、結果的に数を使えなくなってしまう欠点が痛い。調子がいい時に未勝利は抜けておきたいけれど続戦できるかどうか・・。

 

 

 

 

 

 

セントマーガレット号の件

2023年 2回 中山 7日目 5R 3歳未勝利 芝2200m

6枠12番 セントマーガレット 競走中止

 

調教のタイムは悪かった。

同じ未勝利の馬を一杯で追走しても追いつかない。

そんな状況で勝ち負けは厳しいと思われるうえ、

「力の要るウッドチップで動き切れなかった」との評価の中

本日は荒天。力のいる馬場でのレースとなった。

 

スタートの出そのものは悪くなかったが、出足はつかない。

コーナーに入る前には最後方から2番目の位置取り。

新馬戦の時は、つまずきはしたもののすぐに前にとりついたのだから

今思えばもうゲートが開く前からだめだったのかもしれない。

 

そして向こう正面に回って56秒くらいのところで異常発生、武藤Jが停止。

この時はちょっとした故障かと思ったが、

小一時間後に「骨盤上部の複雑骨折」で「安楽死」となっていたことを知った。

 

思った結果が出ておらず、コースや距離の適正を探る意味はあった。

また、時間的な猶予もそう多くはないのは確か。

しかし、100倍超がつくような状況で出走させる必要はあっただろうか。

背腰の弱さを都度あげながらこの結果は、ある程度防げたものではないか。

 

思えばすでにデビュー済だったにもかかわらず、「デビューできそう」みたいな

コメントをされていたり、可哀そうな扱いがちらつく馬だった。

 

競走馬は経済動物故、愛玩動物と同じではないものの

もう少し何とかならないだろうかとは、こういうことがあると考えさせられる。

しかし人間である厩務員の待遇すら改善されない中では、

まだまだ難しいというのが現状だろうか。

 

ブラストウェーブに続き、セントマーガレットまで逝ってしまうとは・・。

 

セントマーガレット

2020年1月11日~2023年3月18日

戦績  :3戦0勝 [0-0-0-3] ※3戦目競走中止

獲得賞金:0万円 

セントマーガレット

セントマーガレット




 

 

 

デビュー前の馬の近況

2歳馬たちの近況報告がきました。

 

 

ストロングタイズ

 

『一時は体重も500kgを超えていましたが、運動量を増やし負荷を上げたことで思惑通り体は絞れてきて』

というレポートの締めは現体重499㎏。

馬にとっての1,2㎏は誤差の範囲内ではないですかね・・・。

 

とはいえちゃんと食べて大きくなっている感じもあるので順調といえそうです。

気性面や疲れやすさといった点がコメントされていることもあるのですが

気性面は多分治るものでもないので、肉体的なところはゆっくりと鍛え上げることで

改善してくれればと思います。

 

 

エピックストーリー

 

前後から見るとまだ薄っぺらい感じ』

馬に対する表現って色々あって面白いですね。

 

馬に乗れば、脚の感覚で大きさ、太さというものは実感できますが

見た目で薄いとなると本当に細いんだろうなあと思います。

夏に見たときはそのような印象はなかったので、背が伸びた分細さを感じさせてしまっているのでしょうか。当時の体重は450㎏程度だったので今よりもっと軽いのですが。

なお現時点で495㎏あるので、さらに厚みが出てきたときにはどれくらいに・・。

 

性格は落ち着きがあって、とても扱いやすい』

ツアーの際はじっとしていることができて、でも歩かせるとすごくキビキビとした動きをしていたのを覚えています。

あまりいい写真がなかった

大きさはありますが、薄さは感じないですね。

ちなみにツアー時はもっと撫でろとくるくらい慣れていてとても可愛かったので抽優対象にしました。

調教が進んでも心が荒まないことを強く祈ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブラストウェーブ号 逝去にあたっての記録

2023年1月24日朝、ブラストウェーブが調教中に心不全により永眠しました。

 

1月の明け3歳という早さで、しかもずっと体調面での問題を聞いていない馬でしたから突然としか言いようがありません。これからの成長も期待していましたが、残念な結果となってしまいました。

 

悲しいですが時間が経つと、記憶も薄れてしまうので

私の記憶をここにメモしておきます。

 

 

 

募集時は、たぶん体格の良さに惹かれて抽選優先対象にしたはず。

ブラストワンピースの全弟ということもあり、競争倍率もあったような気がしますが、運よく1次申し込みで出資が確定しました。

 

 

 

それからNF空港に入厩しましたが、牧場見学の際はNF早来だけ行ったので

デビュー前の彼には会えていません。

調教が順調に進んでいるメールを楽しみにしていました。ほかの馬と比べてレポートされてくるタイムがよく、期待もまた強まっていきました。

 

そして年が明けて3月には入厩、6月には早くもデビューの話がでてきました。

 

まだこの時はコロナの影響で入場制限もあり、口取も再開していませんでした。ついに会えるという思いで指定席を取りましたが、残念ながら除外となりデビューはお預けとなりました。風が強い日で、馬券は負けまくった気がします。

20220625東京競馬場

東京でのデビューは流れてしまったので、彼のデビューは翌月の函館競馬場になりました。

函館となるとさすがに遠くて、簡単に応援には行けません、

しかし幸運なことに北海道在住の友人が、競馬場にいって写真を撮ってくれました。

20200710函館

でかい。

筋肉。

 

そんな感じでした。他の馬と比べて100㎏くらい大きいので迫力がありました。

そしてレースは快勝。新馬戦を夏に勝ち上がるとなれば、

これはもしやという思いも抱くものです。

 

 

 

次のレースは札幌2歳S。2戦目にして重賞です。

ここで賞金を加算できていれば、後々が楽になるねと先の話をしていました。

重賞といえどあくまで通過点。彼には大きな期待がかかっていました。

 

この時もまた友人が写真を送ってくれました。

札幌2歳

ちょっと太いかな?という見た目ですが前走の-2㎏でした。

レースはスタートいまいち、第一コーナーで顔をあげ、道中は発汗が目立ち、

最後の直線は前があかず、体当たりをするといういろいろあって5着。

 

さすがにそううまくはいかないよねというのと、アクシデントもあったし

まだまだこれから。という気持ちだったかと思います。

 

 

 

 

そのあとは天栄への放牧を挟んで、次の出走は中山の葉牡丹賞になりました。

間隔が狭くなりますが、葉牡丹賞ホープフルSという流れもあります。

自己条件のここを勝って、年明けはクラッシック戦線へ!という期待はありました。

 

ようやく会えたブラストウェーブ。

巨体と緑のシャドーロール。優しげな眼付。

葉牡丹賞パドック

 

葉牡丹賞

しかしながら、結果は7着。

まさか掲示板にすら乗らないとは。とちょっと残念な結果に。

 

今またこのレースを見てみれば、最後はじりじりと脚をのばしており

府中であればまた少し違うかな、という感じも受けます。

期待度が高いため、求められる基準が高かったんだと思います。

 

 

そしてこのレースの後、また天栄に放牧に出されます。

次は府中でというスケジュールも出ており、2月にはまた会えるかなと思っていたのですが、それは叶いませんでした。

 

もとより競走馬としての時間は限られており、無事引退したとしても30歳を迎えることは稀とはいえ3年に満たない生涯はあまりに短い・・・。

もし葉牡丹賞を見に行かなければ彼に会うことなく終わってしまったのだと思うと

やはり会える時に会いに行くのは大事なんだなとつくづく思います。

 

安らかに眠れ、ブラストウェーブ

 

 

ブラストウェーブ 

2020年3月15日~2023年1月24日

戦績  :3戦1勝 [1-0-0-2]

獲得賞金:1,010万円